勉強は大切だけど、それと一貫性のない主張をよしとするかは別だよな
4月には「学校は休みだけどもう春休みじゃないんだから」と学校と同じ生活をさせて、8月には「休校だった分は夏休みを減らします」って、学生は事情を納得してもやりきれない理不尽な思いがあるんじゃなかろうか
あの4月の休みは外出できない分を差し引いても、夏休み気分で過ごさせてもらえる休みなんかじゃなかったぞ、と
これは大人がどれだけ信頼されてるかという問題かもしれない
真摯に考え、向き合っていれば、ままならない最善を共に抱えていける
その場その場ではそう間違ってなくても、その場しのぎを口にしてる人相手だと、わかっていても呑み込めない不満が募る
そんな感じで
魔物を倒すことで強くなれる世界で、だから冒険者は兵士より強い理論は穴があるように思う
兵士が強くないって元はゲームやらで兵士でない外部の主人公が活躍するための理屈よね
大体そんな弱い兵士が専業で何してんのよ、半農ならともかく
リアリティに寄せるなら、並の兵士は最低でも並みの冒険者と並ぶ強さがあるべき
兵士も魔物を倒せばいい、何のフォローもない冒険者よりよほど安全に倒せても不自然ではない
というか冒険者として多少名をあげると、不安定な自営業の冒険者から安定の正規雇用である兵への道が開けるくらいでもおかしくない
その場合だと高レベルの冒険者は、勤め人になりたくない自由人やなりたくてもなれない荒くれになるのか、実に冒険者らしいじゃないか
美醜逆転はやはり無理がある
この手の設定は「どうしてそうなったのか」は基本ぶん投げてよいと思うが、物語の舞台として社会がどのように変容しているかはある程度必要になる
男女のあれこれが逆転した世界は、出産など替われない部分もあるが男女の立場の入れ替わりで話が済む
対のものが入れ替わって機能するなら、入れ替わった中身以外の枠は同じように機能していいだろう
一方、美と醜は1対1の関係ではなく上下の関係である
人は諦め下にとどまることはあっても、可能なら上を目指すであろう
そして美はおおむね健常を示し、醜は身体的な異常を含む
この美醜が逆転してしまえば、人は美として不健康を求めることになる
こうなると不健康を求める種族がどうやって存続していくのか
あるいは我々の価値観における身体的異常が正常となる種族がはびこる世界にするのか
といった大枠から変えていく必要が出てきて手に負えなくなる
生きるって辛いね